夏いちごの味わいや品種の特徴をご紹介!
春のいちごシーズンが終わり、夏になると恋しくなる「いちご」。夏でもいちごを食べたい!そんなあなたへ「夏いちご」をご紹介します!
でも、夏いちごってどんな味?どんな品種?見たことも、食べたこともないあなたへ、特におすすめの「夏いちご」の品種と、それぞれの魅力的な特徴をお伝えします。
1.「夏いちご」とは?
夏いちごは6月〜11月に収穫できる四季成り性品種のいちごで、北海道や長野県などの涼しい地域で栽培されています。冬いちごと比べると流通量が少なく、価格が1.5倍程度高く貴重ないちごです。
夏いちごの最大の魅力は、甘酸っぱく、硬めの果肉で、スイーツにぴったり。生食にはあまり向きませんが、適度な酸味があることで口の中がさっぱりし、暑い季節でも食べやすくなります。夏の暑い日に、冷たいスイーツと一緒に食べることでより一層の爽快感を楽しめるのが夏イチゴの魅力です!
「夏いちご」は、主に業務用として使用され、甘酸っぱい風味とジューシーさは、ケーキやクレープ、和菓子、さらにはかき氷やいちご飴など、さまざまなスイーツで大活躍します。 特に「夏いちご」は果実がしっかりとした硬さを持ち、酸味が際立つため、業務用として扱いやすく、加工にも最適です。
夏いちごの特徴
■果肉がしっかりしていて甘さがギュッと凝縮
■爽やかな酸味があり、冷たいスイーツとの相性◎
■希少価値が高く、市場に出回る量が限られている
2.どこで生産されている?
日本の夏いちごの主な産地
■北海道(苫小牧市や余市町、様似町)→ 夏の気温が低いため、高品質ないちご栽培が可能
■長野県(安曇野市・松本市)→ 冷涼な気候で栽培技術が進化
■青森県(弘前市)→ 硬めの果肉で、日持ちが良い品種が多い
■宮城県(仙台周辺)→ 栽培面積は小さいが高級品として市場で人気
■広島県(庄原市)→標高の高い土地で、高品質ないちごの栽培が可能
これらの地域では、特別な栽培技術を使いながら、暑い夏でも美味しいいちごを生産しています。
3. 夏いちごの出荷量はどのくらい?市場における位置づけとは
夏いちごは一般的に「希少」「高品質」という印象を持たれがちですが、実際の出荷量はどうなっているのでしょうか?
ここでは、農林水産省の統計データをもとに、夏いちごの出荷量とその背景について詳しくご紹介します。
北海道が全国トップクラスの出荷量
農林水産省「作物統計調査(令和3年産)」によれば、北海道のいちご年間収穫量は約1,576トン。
このうち、6月〜10月の夏秋期に限っても、全国トップクラスの出荷量を誇ります。
実際、夏いちごの生産量が多い長野県の年間収穫量(約1,234トン)と比較しても、年によっては北海道が上回ることもあるほど。
特に苫小牧市や余市町、様似町などでは大規模栽培が進み、全国に安定供給できる体制が整えられています。
なぜ夏にこれほどの出荷が可能なのか?
一般的に、いちごの収穫期は冬〜春が中心。しかし、北海道のような冷涼な気候の地域では、夏でも高品質ないちごの栽培が可能になります。
その理由は:
- 昼夜の寒暖差が大きい → 糖度が増して味が濃くなる
- 高温障害が少ない → 果実がしっかり育つ
- 病害虫が少なく減農薬が可能 → 環境にやさしい生産ができる
これらの環境的メリットが、夏でも大量かつ安定したいちごの出荷を可能にしているのです。
市場動向:業務用需要の高まりと安定供給のニーズ
いま、ケーキ店やホテル、カフェ、ベーカリーなど業務用市場からの夏いちご需要が急増しています。
その理由は「夏でもいちごメニューを提供したい!」という飲食業界のニーズの高まり。
こうした背景から、出荷量の安定性や品質維持、輸送性の高さが重視されるようになり、夏いちごが注目を集めているのです。
4.夏いちごはどんな品種のいちごがある?
まずは、JapanFruitsが厳選した夏秋時期に楽しめる「夏いちご」をご紹介。 現在、JapanFruitsが取り扱っている「夏いちご」の主な品種は以下の12品種!
それぞれの品種の特徴や味わいの違いについて、詳しくご紹介していきます!
いちごの品種ごとに風味や甘さ、硬さなどの特徴が異なり、それぞれにいちごの個性があります。ぜひこのチャートを参考にして、お好みのいちごを見つけてください!品種ごとの特徴を一目で確認できるので、お好みのいちご選びの参考にしてください!
🍓すずあかね – しっかりとした果肉で加熱にも強い。鮮やかな赤色が特徴。 大福には3Lサイズのすずあかねがおすすめ。丸くて大粒の果肉。しっかりしたすずあかねは、つぶれにくく甘味と酸味のバランスがgoodです!
🍓 サマーリリカル – 爽やかな酸味とほどよい甘さ。スイーツにぴったり 。円錐型で、ケーキのトッピングに映える品種です。
🍓 なつおとめ – 硬めの食感で輸送性◎。業務用でも人気 。タルトやケーキにおすすめ。
🍓 あまほっぺ – 甘みが強くフレッシュな美味しさ。生食におすすめです。
🍓天使のいちご-夏秋も収穫できる白いちご。真っ白な果肉と高い香り、ジューシーな果肉が魅力的
🍓信大BS8-9ー長野・信州大学育成品種です。高地栽培にも適しており、香り豊かで濃い味わい
🍓彩夏ー鮮やかな赤が美しい「信大BS8-9」ブランドいちご。夏に珍しい甘さ、ジューシーさで生食向き。
🍓夏の雫ー希少な夏いちごで、果実がジューシー。みずみずしい食感が魅力で、デザートやパフェに好適です。
🍓なつあかりーやや硬めの果実、高糖度で色味も良好。日持ちに優れており、主に東北で栽培される業務用人気種です。
🍓すずりっかーすずあかねの改良品種でより甘味が強く食味がよりです、高湿期も味落ちしにくく、ケーキやタルトに◎
🍓サマーアミーゴー ーは香り強く、なめらかな食感の品種、光沢ある赤色で果肉も中心まで赤いのが特徴。
🍓赤い妖精ー硬さと甘味、酸味のバランスが絶妙な品種。輸送性が高く、製菓現場での強い味方です。
3. どこで買える?—購入方法の完全ガイド
夏いちごは一般のスーパーではあまり見かけませんが、以下の場所で購入することができます 。
・ 高級フルーツ店
銀座千疋屋、新宿高野など、有名フルーツ専門店で販売。
一粒3000円の「銀彩紅」など、高級品種を取り扱う。
・百貨店・デパート
三越、高島屋、伊勢丹などで季節限定商品として販売されることが多い。
質の高いいちごを厳選して取り扱う。
・オンライン通販
ポケマル、食べ直などで注文可能。
産地直送でフレッシュないちごを購入できる。
・産地直送の農園
-各地のいちご農園で直販している場合がある。
-「食べ直」などの産直サービスを利用すると、農家から直接購入可能。
4. 仕入れ方法—業務用ならここをチェック!
業務用として夏いちごを仕入れたい場合、以下の方法があります
■市場の卸売業者から購入
仲卸業者を通じて大量購入が可能。
安定した供給があるため、飲食店やスイーツ店向け。
経由地が多く、いちごの品質が下がる可能性や、少量購入にはコストが高くなる可能性がある。
■農園と直接契約
農家と直接契約し、新鮮ないちごを仕入れる方法。
コストを抑えつつ、高品質なものを確保。
しかし、農園を探すには時間とコストがかかってしまう。
不作時など、安定供給は難しい。
■通販サイトの業務用販売
Japan Fruitsなどのオンライン業務用仕入れサイトを利用する。
まとまった量を購入でき、全国配送にも対応。
注文後、最短翌日出荷が可能で、鮮度も抜群!!365日安定出荷が可能。
◎ 仕入れのポイント◎
販売期間を確認:夏いちごは短期間しか流通しないため、早めに手配
価格の変動に注意:端境期(7月~10月)は価格が高騰する
業務用サイズの取り扱いをチェック:店舗向けに適した規格を選ぶ
ジャパンフルーツが届ける夏いちごの魅力
ジャパンフルーツでは、上記のような魅力的な夏いちごをプロ向けにお届けしています。全国各地から厳選した栃木県、長野県、北海道産の夏いちごを取り扱い、新鮮で高品質な商品を安定供給しています。また、用途に応じたサイズや種類を選べる柔軟な仕入れシステムで、ケーキ屋さんや飲食店、製菓業界のニーズにお応えします。
さらに、365日いつでも安定供給を実現しているため、季節を問わず安心してご注文いただけます。日本全国への迅速な配送対応も行っていますので、忙しいプロの方々にぴったりです。
甘酸っぱい夏いちごの魅力をお客様へ届けるため、ジャパンフルーツのいちごをぜひご活用ください。その香り、甘さ、鮮やかな色味は、どんなスイーツにも特別な魅力を与えてくれるはずです。私たちのいちごで、より素晴らしい商品を作り上げてください!
サンプルご希望の場合は、こちらよりご連絡下さい。