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🍓夏いちごの王様「すずあかね」ってどんな品種?

夏にしか出会えない、特別ないちごの魅力とは

「えっ?いちごって夏にも採れるの?」
そう思ったあなた、実は今“夏いちご”がひそかなブームになっているのをご存じですか?

その中でも、プロの料理人やスイーツ職人から「指名買い」されるほどの注目を集めている品種があります。
それが、“いちごの王様”と呼ばれるすずあかね

冬に出回るいちごとはひと味違う、爽やかでキレのある甘さ、そして名前の通り鈴のようにカワイイらしい見た目。
今回は、そんな「すずあかね」の秘密に、栽培の裏側から味わい方、市場での評価まで、まるっと迫っていきます!

1.🍃そもそも夏にいちごって育つの?

一般的に「いちご=冬〜春のフルーツ」というイメージが強いですよね。
確かに、日本では多くのいちごが12月〜4月ごろに旬を迎えます。

ところが最近では、高冷地(標高の高い地域)や北海道など冷涼なエリアで、夏でもおいしいいちご“夏いちご”を育てる技術が発展しています。

中でも「すずあかね」は、北海道や長野、広島の高冷地で栽培されている夏秋向けのいちご専用品種
一般にはあまり知られていませんが、実は飲食業界やスイーツのプロのあいだでは大人気。
その人気ぶりから「いちごの王様」と呼ばれています。

2.すずあかねってどんな品種?

すずあかねは、ホクサン(株)が開発した四季成りイチゴの一種で、それまで夏イチゴ栽培されてきた「HS138」と「HKW02」を交配し2007年に登録出願され、2008年にデビューしました。2010年に品種登録された比較的新しい“夏いちご”です。

他の夏いちごと比べても、とにかくバランスのとれた万能型🍓
以下のような特徴を持っています。

✔ すずあかねの主な特徴

項目特徴
果皮色つややかな朱赤
果肉  緻密でしっかり(輸送に強い)
サイズ鈴のように丸くやや小ぶり(平均15〜18g)形が整って美しい
味わい甘さ(糖度9〜11度)と酸味のバランスが抜群
香り芳香が強く、鼻に抜けるような爽やかさ

ケーキにのせても崩れにくく、いちご飴にしても果肉がしっかりしている。
まさにプロの現場で重宝される、加工向きの品種なんです。

3.🧑‍🌾高冷地のハウスで育てられる理由

夏にいちごを育てるのは、実はとても難しいことなんです!
というのも、いちごは高温・多湿に弱い果物だから。

そのため「すずあかね」は、標高の高い冷涼な地域(長野県、北海道、広島県など)で、ハウス栽培されています。

栽培のこだわり(例:長野県の場合)

  • 標高800m以上、夏でも朝晩は涼しい場所で栽培
  • ハウス内の温度・湿度・換気をきめ細かく管理
  • 日中の気温は30℃以下、夜間は15℃前後が理想
  • 高温障害(奇形果・果焼け)を防ぐために毎日観察

🍓農家さんの1日

 新鮮さと味を保つには、ひと手間もふた手間も必要なんです。

🌞朝4時に収穫

新鮮ないちごをお届けするため、摘み取るタイミングや収獲時間を大切にしています。

🚚出荷準備

1つ1つ丁寧に手作業で詰めていきます。出荷準備は正午まで続きます。

午後からは管理作業

いちごのハウスの管理や事務作業です。

こうした丁寧な管理によって、暑い時期でも“しっかり甘くて香る”いちごが育てられているんです。

4.🍴実際に食べてみた!プロの現場でも高評価な理由

すずあかねを一口食べると、まず感じるのは「香り」。
ふわっと鼻に抜けるいちごの甘酸っぱい香りが特徴です。

噛むと、甘みと同時に心地よい酸味が広がって、後味はすっきり爽やか。
冷たいドリンクやスイーツに合わせても、その香りと味わいはしっかり主張してくれます。

プロの現場での活用例

  • 有名パティスリー:タルト、ショートケーキ、ジュレなどに使用
  • カフェ:すずあかねのいちごミルクやスムージー
  • イベント:いちご大福やいちご飴や“かき氷トッピング”として人気上昇中

すずあかね特徴的なのは、加工耐性が高いこと。
火を通しても香りが飛びにくく、色落ちも少ないので、いちご飴にも使いやすいんです。

5.📈なぜ“いちごの王様”と呼ばれるのか?

その理由は、大きく分けて3つあります。

1. 希少性の高さ

夏いちご全体の出荷量は、冬春いちごの約1/100以下とも言われるほど少ないです(農水省統計より)。
その中で、すずあかねは限られた農家だけが栽培している品種。
「食べたくても手に入らない」ことが、希少性の高さにつながっています。

※「東京都中央卸売市場 – 統計情報(令和6年度)」を基に筆者が作成

2. 品質の安定性

夏は気候が不安定で、果実の品質も揺らぎやすい時期ですが、 すずあかねは果肉が硬め&病気に強いため、安定した味と見た目をキープしやすい。

3. プロからの絶大な信頼

都内や関西の人気スイーツ店からも「この時期はすずあかねしか使わない」という声もあるほど。
パティシエやバイヤーが“指名買い”する、まさに「王様」レベルの信頼を得ている品種です。

6.🛒どこで買えるの?スーパーには並ばない?

「すずあかね、食べてみたい!」と思った方。
残念ながら、一般のスーパーではほとんど出回っていません

理由はシンプルで、生産量が少なく、飲食店などBtoB需要でほとんど出荷されてしまうからです。

入手方法は?

  • 農家直送の通販サイト
  • 夏いちご取り扱い業者の公式ECサイト など

たとえば、Japan Fruitsでは朝採りのすずあかねを、13時までのご注文で最短翌日冷蔵便で出荷しています。

7.🎐まとめ:この夏、特別ないちご体験を

「いちご=冬だけ」という常識をくつがえす、夏限定の特別ないちご“すずあかね”

 ✔ 甘さと酸味のバランス
香りの良さ
プロからの高評価
そして限られた季節しか味わえない希少性

どれをとっても、“王様”と呼ぶにふさわしい実力を持っています。

もしこの夏、お祭りのいちご飴や、おしゃれカフェのスイーツで赤く艶めくいちごを見かけたら…
もしかすると、それは「すずあかね」かもしれません🍓

出会えたときはぜひ“夏いちご”を味わってみてください!

8.🍓 飲食店・スイーツ店のみなさまへ

「メニューに夏いちご取り入れてみたい」
「季節限定夏いちごスイーツをつくってみたい」
「SNS映えするいちごを探してる」

そんな方には、業務用のいちご仕入れもご提案できます!

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